ピラティスとは、ドイツ人のジョゼフ・H・ピラティス氏が考案したメソッドです。
彼は幼少期病弱だったため、ヨガ、禅、武術、スキー、ダイビング、ボクシングなどを実践し体を鍛え14歳の頃には病気を克服し、健康を手に入れました。
第一次世界大戦で負傷した兵士や、強制収容所の仲間達にリハビリの指導した事が「ピラティス」の始まりと言われています。
数年後、自分の考案したエクササイズを広めるため、ニューヨークにスタジオを開きました。彼のメソッドは有名ダンサー達を中心に徐々に噂が広まり素晴らしい結果を残していきました。彼はこの画期的なメソッドが医学や教育の現場にも取り入れられることを望んでいましたが、当時はまだこのエクササイズを受け入れてもらう事が難しく落胆していたそうです。
しかし彼が亡くなってからも、ジョゼフ・H・ピラティスの教えはエルダー達によって受け継がれ世界に広がりました。
現在では、体の動きのシステムを体系的に行うピラティスはエクササイズやリハビリとしての役割など多くの分野で取り入れられるようになりました。